イエゼキイリの預言書

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1 1 第三だいさんじふねんがつ五日いつかに、われホワルがはほとりに、俘囚とりこうちりしときてんひらけて、われかみしゃうたり。
2 イオアキムわうとりこにせられしより第五年だいごねんそのつき五日いつかに、
3 ハルデヤじんに、ホワルがはほとりおいて、しゅことばはワゥジヤのさいイエゼキイリにのぞめり、しゅ彼処かしこかれうへりき。
4 われしに、よ、はげしきかぜきたよりきたれるに、おほいなるくもおよゆるたまあり、くわうみゃうこれめぐれり、そのうちよりして、うちよりはっするところあつかしたるかねひかりごとものでたり、
5 またそのうちよりよつ生物いきものかたちえたり、そのさまくのごとし、かれかたちひとたり、
6 おのおのよつおもてあり、おのおのよつつばさあり、
7 そのあしすぐなるあしそのあしあしうらこうしあしあしうらごとくにして、みがけるあかがねごとひかれり、そのつばさかろし。
8 つばさしたに、そのはうに、ひとあり、よつものにはみなおもてあり、つばさあり、
9 そのつばさたがひあひつらなれり、そのときまはらずして、おのおのそのおもてむかところけり。
10 そのおもてかたちは、よつものみなみぎかたはらにはひとおもておよししおもてあり、ひだりかたはらにはよつものみなうしおもてあり、またよつものみなわしおもてあり、
11 そのおもてそのつばさとは、うへおいわかれ、おのおのふたつつばさたがひあひつらなり、ふたつそのおほへり。
12 かれおのおのそのおもてむかところき、しんほっするところには、かれ彼処かしこけり、そのときまはらざりき。
13 その生物いきものさまくるすみごとく、ゆるともしびごとし、生物いきものあひだゆきかへりし、かがやきて、そのうちよりいなづまでたり。
14 生物いきものせてゆきす、いかづちひらめくがごとし。
15 われ生物いきものしに、よ、じゃうに、生物いきものかたはらに、そのよつおもてまへに、おのおのひとつあり。
16 そのさま工作つくりとは淡黄玉たんこうぎょくごとし、よつものかたちみなおなじ、そのかたち工作つくりとは、うちのあるがごとし。
17 そのときはうけり、ときまはらざりき。
18 その輪輞わぶちたかくしておそるべし、輪輞わぶちにはよつながらみなあまねあり。
19 生物いきものときは、そのかたはらおこなき、生物いきものよりあがときは、また挙がれり。
20 しん゜のかんとほっするところには、かれかしこけり、しんいづこくとも、かれならびてあがれり、けだし生物いきものしん゜はうちりき。
22 生物いきものかしらうへ穹蒼おほぞらかたちあり、おどろくべき水晶すゐしゃうかれかしらうへりたるさまごとし。
23 穹蒼おほぞらしたそのつばさただちひらきて、かれあひむかへり、おのおのふたつつばさありてかれおほひ、おのおのふたつつばさかれおほへり。
24 かれときわれそのつばさおとけるに、おほくのみづおとごとく、全能ぜんのうしゃこゑごとく、つよこゑにして、ぐんえいこゑごとし、そのとどまれるときおのれつばさおさめたり。
25 そのかしらうへなる穹蒼おほぞらよりこゑありき、そのとどまれるときおのれつばされたり。
26 そのかしらうへなる穹蒼おほぞらうへ青玉せいぎょくかたちごとはうかたちありき、はうかたちうへひとざうごときありき。
27 われあつかしたるかねごとく、かたちごとものそのうち周囲まはりたり、そのこしかたちよりうへそのこしかたちよりしたに、われさまごときあるをたり、その周囲まはり光明ひかりありき。
28 その周囲まはり光明ひかりあめくもあらはるるにぢかたちごとし。しゅくわうえいかたちさまくのごとし。

2 3 しゅわれへり、ひとよ、われなんぢをイズライリのしょわれそむきしほんぎゃくたみつかはす、かれおよそのせんわれもとりていまいたれり。
4 しょ厚顏こうがんにして、剛愎かたくななるこころものなり、われなんぢかれつかはす、なんぢかれはん、しゅかみくのごと
5 かれもとれるいへなり、しかれどもかれくとも、かずとも、預言者よげんしゃかれうちりしをらん。
6 なんぢひとよ、かれおそるるなかれ、そのおどろなかれ、あざみいばらなんぢを繞り、なんぢさそりあひだるとも、かれことばおそるるなかれ、そのおもておどろなかれ、
7 けだしかれもとれるなり、かれくとも、そのもとれるものなるにりてかずとも、なんぢことばかれつげげよ。
8 なんぢひとよ、なんぢところけ、かれの惇れるごともとなかれ、なんぢくちひらきて、なんぢあたふるものくらへと。
9 ときわれしに、よ、びてわれむかへり、そのうち書巻まきものあり。
10 かれこれまへひらきしに、書巻まきものないぐわいありて、これ嗟歎なげき悲哀かなしみ兇災わざはひとをしるせり。

3 1 かれわれへり、ひとよ、なんぢまへものくらへ、書巻まきものくらひて、きてイズライリのつげげよ。
2 おいわれくちひらけば、かれわれ書巻まきものくらはしめて、
3 われへり、ひとよ、なんぢあたふる書巻まきものもっなんぢはらやしなひ、なんぢうちたせ、われこれくらひしに、そのくちあまきことみつごとくなりき。

36 24 しゅくのごとふ、われなんぢしょみんうちよりり、しょこくうちよりあつめめ、みちびきてなんぢれん。
25 われなんぢきよみづそそがん、なんぢことごとくの汚穢をくわいよりいさぎよくならん、われなんぢことごとくのぐうざうよりきよめん。
26 あたらなるこころなんぢあたへ、あたらなるしん゜をなんぢあたへん、なんぢにくよりいしこころりて、にくこころなんぢあたへん。
27 しん゜をなんぢうちれ、なんぢをしていましめしたがはしめ、おきてまもりてこれおこなはしめん。
28 なんぢなんぢせんあたへしみて、われたみり、われなんぢかみらん。

37 1 しゅわれのぞみ、しゅかみもっわれたづさして、たにうちけり、たににはひとほねちたり。
2 かれわれたづさへて、そのまはりかこめぐれるに、よ、たにおもてほねはなはだおほくあり、みなはなはだれたり。
3 かれわれへり、ひとよ、ほねきんか。われへり、しゅかみよ、なんぢこれる。
4 かれわれへり、ほねむかひてげんして、これへ、れたるほねよ、しゅことばけ。
5 しゅかみくのごとほねふ、よ、われなんぢうち生命いのちしん゜をれん、なんぢすなはちきん。
6 われすじなんぢうへき、にくなんぢうへしゃうぜしめ、かはもっなんぢおほひ、しん゜をなんぢうちれん、なんぢすなはちきん、かつしゅたるをらんと。
7 われめいぜられしごとげんせり。げんするときおとあり、よ、うごきあり、ほねあひちかづきて、おのおのそのあはふべきほねつらなる。
8 われしに、よ、そのうへすじあり、にくしゃうじ、かはこれおほへり、ただそのうちしん゜なかりき。
9 かれまたわれへり、しん゜にむかひてげんせよ、ひとよ、げんしてしん゜にへ、しゅかみくのごとふ、かみよ、かうかぜよりきたりて、せしものきて、そのくるをいたせと。
10 われかれめいぜしごとげんせしに、しんかれうちり、かれすなはちきて、そのあしにててり、はなはだおほいなるぐんしゅうなり。
11 しゅまたわれへり、ひとよ、ほねはイズライリのぜんなり。よ、かれふ、われほねれ、われのぞみほろび、われよりたれたりと。
12 ゆゑなんぢげんしてかれへ、しゅかみくのごとふ、たみよ、よ、われなんぢはかひらきて、なんぢそのはかよりいだし、なんぢたづさへてイズライリのれん。
13 たみよ、なんぢはかひらきて、なんぢそのはかよりさんときなんぢわれしゅたるをらん、
14 われしん゜をなんぢうちれん、なんぢすなはちきん。われまたなんぢなんぢかん、そのときなんぢわれしゅかつこれひ、またこれししをらん、しゅこれふ。

43 27 しゅくのごとふ、 八日やうかいたりてのちさいなんぢやきまつり酬恩しうおんさいとをだんうへささげん、しかうしてわれなんぢれん、しゅかみれをふ。

44 1 かれわれきてせいしょひがしむかへるそともんかへれるに、もんとざざされたり。
2 しゅわれへり、もんとざざされてひらかれざらん。なにひとれよりるをざらん。けだししゅイズライリのかみれよりりたり、ながとざざされん。
3 きみそのきみたるにりて、うちして、しゅまへぱんくらはん、かれもんらうみちり、またそのみちよりでん。
4 かれまたわれきてきたもんみちよりだうまへいたれり。われしに、よ、くわうえいしゅだうちたり。

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